こんにちは、こまつ(minischnauzer_k)です。
このブログでは、ミニチュアシュナウザーと犬に関するお役立ち情報を発信しています。
おすすめの購入方法を教えてください。
本記事では
上記のような、おすすめの子犬購入方法が知りたい方の
お悩みを解決します。
本記事の内容
本記事の信頼性

子犬購入方法のメリット・デメリットを知ることで、ご自身に合った方法を選ぶことができ、結果的に健康で質のよい子犬を迎えることができます。
子犬の購入方法を詳しく知りたい方は、
最後まで読んでみてください。
子犬購入時の注意点

まずは、子犬購入時の注意点をお伝えします。
というのも、
どの購入方法を選択しても、共通して注意すべき事項があるからです。
子犬購入時の注意点は、以下2点です。
子犬購入時の注意点
詳しい内容を見ていきましょう。
1.子犬購入時の確認項目
子犬を購入する際に、必ず確認しておきたい項目があります。
もしものトラブルが起きてしまった時のために必ず確認しましょう。
どの方法で子犬を購入する場合も、
下記の健康管理に関する5項目は必ず確認し、情報提供してくれる相手を選んでください。
子犬購入時の確認項目
1.死亡時の生体補償
2.ワクチン接種証明書
3.親犬の血統や性格
4.子犬の生年月日
5.子犬の健康状態
保存してご活用ください。

例えば、子犬の健康状態が悪いにもかかわらず、早く売りたい業者がいたとします。
前述の項目を確認しておかないと、子犬に重大な疾患や病気があったとしても業者と戦えず、泣き寝入りしている例も少なくありません。
必ず確認項目をチェックしておき、健康な子犬を迎えられるようにしましょう。
2.必ず対面説明を受ける
子犬を購入する際は、必ず対面説明を受ける必要があります。
環境省-第一種動物取扱業者の規制で定められていますので、必須になります。
犬は哺乳類に属しています。
現物確認・対面説明の義務化
環境省-第一種動物取扱業者の規制
動物(哺乳類・鳥類・爬虫類)を販売する場合には、あらかじめ、動物を購入しようとする者に対して、事業所において、その動物の現状を直接見せる(現物確認)と共に、その動物の特徴や適切な飼養方法等について対面で文書(電磁的記録を含む)を用いて説明(対面説明)することが必要となります。(例えばインターネット上のみで売買契約を成立させることは禁止されています。)
子犬をどの購入方法で迎えるにしても、必ず対面説明を受ける必要がありますので注意しましょう。
子犬の主な購入方法3パターン

子犬の主な購入方法は3つあります。
子犬の主な購入方法
素敵な出会いを逃さない、そして何よりも自分が納得して子犬を購入するために、購入方法を知っておく必要があります。
子犬の購入方法は、どの方法もメリット・デメリットがあるので、ご自身に一番合った方法を選択することが大切です。

僕のおすすめは専門ブリーダーからの購入です。
以下は、子犬の主な購入方法 3パターンの比較表です。
参考までに確認してみてください。
子犬の主な購入方法3パターン比較表
子犬の購入方法 | おすすめ度 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
ペットショップ | ![]() |
・子犬を見ることができる・すぐに購入できる・道具などが揃えやすい | ・質のよくない子犬がいる・店によって対応がまちまち・早い段階で母犬と離されている |
専門ブリーダー | ![]() |
・子犬の生育環境を知れる・質の高い子犬が迎えられる・アフターフォローが充実 | ・ブリーダーを見つけにくい・質のよくないブリーダーもいる |
ネットショップ | ![]() |
・情報収集が簡単で楽・即時性が高い・子犬の比較がしやすい | ・悪質な業者もいる・お目当ての子犬が見つかっても遠方の場合がある |
1.ペットショップから購入する
ペットショップから子犬を購入する場合の
おすすめ度は、です。
選択肢に入れてもよいレベルではあります。
の理由ですが、
存在が身近で道具等が揃えやすいですが、質のよくないペットショップも数多く存在しているからです。
犬を飼いたいと思った時、ペットショップでの購入を一番初めに思い浮かべる方が多いと思いますが、お店の様子、店員の態度やアフターフォロー等を見極めて購入する必要があります。
ペットショップのメリット
ペットショップで子犬を購入する際のメリットは以下のとおりです。
ペットショップのメリット
順番に見ていきましょう。
1.子犬を直接見ることができる
対面して子犬を見ることができるので、容姿や性格等を飼い主さんが直接確認することができます。
2.道具などが揃えやすい
サークル、ケージ、ご飯などの必要なグッズをすぐに購入できます。
3.法令で定められている対面販売の説明義務がその場で完了する
前述(動物の愛護及び管理に関する法律)のとおり、対面での説明が必須ですが、ペットショップ内で完了できます。
4.自分のタイミングで訪問できる
ペットショップの場合は、ふらっと立ち寄ることができます。
購入の意思がなくても問題ありません。
5.様々な犬種が見れる
特定の犬種だけでなく、小型犬~大型犬まで様々な犬種がいるので、購入の選択肢が広がります。
ふらっと立ち寄れて、道具等も一緒に揃えることができるのがペットショップのメリットです。
ペットショップのデメリット
ペットショップで子犬を購入する際のデメリットは以下のとおりです。
ペットショップのデメリット
順番に確認します。
1.質のよくない子犬がいることがある(長時間のショップ展示でストレスがかかっている)
生活スペースが狭く十分な運動ができないため、ストレスがかかりやすい環境になっています。
ストレスがかかると、以下の様な症状が現れます。
- 自分のしっぽを噛む
- 自分の便を食べてしまう
- 毛艶が悪くなる
- 下痢をする
2.早い段階で母犬と離されている
生後すぐに親兄弟から離されてしまうと、兄弟犬とのじゃれ合いの中で学ぶことができる社会性を身につけることが難しくなります。
それにより下記のような症状が出てしまいます。
- 無駄吠え
- 噛み癖
また、子犬が飲む母乳は、子犬の体を守る働きをします。
母乳を飲まずに育ってしまうと、下記の症状が起こります。
- 免疫力の低下
- 健康状態の悪化
3.出自がわからないことがある
市場で仕入れたワンちゃんを入荷するショップも多いため、親犬の情報、血統が分からないことがあります。
また遺伝性の疾患の有無も分からないことが多いです。
4.店によって対応レベルに差がある
店や担当者によって、犬種に対する知識レベルに差があるため、質問に対して思い通りの回答がもらえない場合があります。
5.価格が高い
中間業者が入るため、価格が高くなりがちです。
血統がいい子や人気犬種、珍しい犬種であれば、価格は更に上がります。
高ストレスがかかってしまっている、子犬期の社会化ができていないという子犬が多いのがペットショップのデメリットです。
ペットショップの営業に関する法律改正
そんな中、劣悪な環境での繁殖・販売を防ぐために動物愛護法が改正されました。
その内容は
生後56日以下の犬猫の販売を禁止(8週齢規制)
するものです。
以下が抜粋です。
生後56日を経過しない犬及び猫の販売又は販 売のための引渡し・展示は禁止されます。
動物の愛護並びに管理に-環境省
これによりペットショップで生後間もない子犬たちが販売されることがなくなり、健康状態に問題がない子犬が飼い主さんの元に渡ることが期待されています。
ペットショップの選び方
次にペットショップの選び方を確認しましょう。
ペットショップの選び方
1.店内のにおいチェック
2.接客態度
3.アフターフォロー
4.犬の情報開示
詳しくお伝えします。
1.店内のにおいチェック
お店の中のにおいを確認することで、掃除のレベルがわかります。
同時に子犬やゲージの衛生状態もわかります。
2.接客態度
疑問に思ったことに真摯に応対してくれるか。犬に対しての知識はあるか。
回答が的外れな時は要注意です。
3.アフターフォロー
購入直後の病気やもしもの際にどのような対応をしてくれるのか。
また、保障制度は必ず確認しましょう。
獣医師と連携して健康チェックしているお店は信頼ができます。
4.犬の情報開示
犬の生年月日、性別、輸送日、が表示されているかを確認しましょう。
ペットショップを選ぶ上で、店内環境や接客態度、アフターフォローを確認することは重要なポイントです。
2.専門ブリーダーから購入する
専門ブリーダーから子犬を購入する場合の
おすすめ度は、です。
この方法が一番のおすすめです。
の理由は、
専門的な知識を持っているブリーダーがきちんとした考えを持って、質の高いブリーディングをしているので、理想的な子犬に出会える可能性が高くなるからです。
ブリーダーから子犬を購入することはあまり馴染みがないかもしれませんが、健康的で社会化ができているよい子犬に出会うために最も近い手段です。
専門ブリーダーのメリット
専門ブリーダーから子犬を購入するメリットは以下のとおりです。
専門ブリーダーのメリット
1.子犬を直接見ることができる
2.特定犬種のよい子犬と出会える
3.親犬・兄弟犬を見ることができるので、特徴や性格を確認できる
4.子犬の生育環境を知ることができる
5.病気やしつけなど犬情報に詳しい
6.子犬期の社会化が身につきやすい
7.アフターフォロー等の相談が充実している
8.低価格で買える可能性がある
1つずつ確認しましょう。
1.子犬を直接見ることができる
対面して子犬を見ることができるので、容姿や性格等を飼い主さんが直接確認することができます。
2.特定犬種のよい子犬と出会える
基本的にブリーダーは、特定の犬種だけに力を入れていることが多いです。
ミニチュアシュナウザーに特化したブリーダーなら、より優れたミニチュアシュナウザーを繁殖しようと心掛けているため、より犬種標準に近い子を多く扱っています。
3.親犬・兄弟犬を見ることができるので、特徴や性格を確認できる
子犬には親犬や兄弟犬の特徴や性格の多くが引き継がれます。
親犬・兄弟犬を見ることで、子犬の健康状態や将来の姿を予測することができます。
4.子犬の生育環境を知ることができる
子犬ががどんな環境で暮らしているのかを見ることができます。
生活環境は清潔なのか、親犬や兄弟犬とどのように過ごしているのか等を確認できます。
5.病気やしつけなど犬情報に詳しい
子犬の情報だけでなく、親犬の詳しい情報や遺伝性疾患の有無、性格に合わせた飼育方法等を聞くことができます。
これにより、成犬時の性格や容姿をイメージしやすくなり、飼い主が求めている子犬を探すことができます。
6.子犬期の社会化が身につきやすい
親元から離れずに育てているので、親犬や兄弟犬との触れ合いを通じて社会化ができていることは大きなメリットです。
7.アフターフォロー等の相談が充実している
前述のとおり、犬に関するあらゆる情報に詳しいので相談事も解決してくれることが多いです。
また、他の購入方法と比べて購入後のアフターフォローがしっかりしています。
8.低価格で買える可能性がある
中間業者がいないため、ペットショップから購入するよりも比較的安価な価格で迎えることができます。
ブリーダーさんによっては値段交渉ができる場合もあります。
質のよい子犬に出会えて尚且つ知識豊富なブリーダーに相談もできることが、専門ブリーダーのメリットです。
専門ブリーダーのデメリット
専門ブリーダーから子犬を購入するデメリットは以下のとおりです。
専門ブリーダーのデメリット
内容を確認します。
1.ブリーダーを見つけにくい
よいブリーダーをこちらから探す必要があります。
最近はインターネットから簡単に探せるようになりましたが、手間がかかるのと、ある程度の知識も必要です。
例えば、ネットだと以下のようなサイトがありますので、参考にしてください。
2.質のよくないブリーダーもいる
ペットブームによって爆発的にペットのニーズが高まったことで、商売のためだけに繁殖をおこない、劣悪な飼育環境で多数のペットを飼育している悪質なブリーダーも中には存在しています。
数は少なくなってもきているものの、まだまだ0にはなっていません。
3.ブリーダーの犬舎に行く必要がある(法令で定められている対面販売の説明義務)
お目当ての子犬が見つかっても、ブリーダーの犬舎まで足を運ぶ必要があります。(法令で定められている対面販売の説明義務)
お住まいから遠方になる場合はそこがネックになってしまいます。
専門ブリーダーから購入する際は、悪質なブリーダーに注意してください。
専門ブリーダーの選び方
専門ブリーダーの選び方です。
専門ブリーダーの選び方
内容を確認します。
1.犬舎が清潔かどうか(見せてもらえるか)
犬舎を見ることで、衛生状況がわかります。
見せてくれない場合は、子犬の健康状態も不安ですのでやめておきましょう。
2.子犬は母犬と一緒に暮らしているか
生まれてから2ヶ月頃までは、母親のそばに居て兄弟犬と共に犬社会を教わっています。
この頃に母犬と過ごすことで、社会化ができ、無駄な噛み癖や吠え等がなくなります。
3.犬種に対しての考え
前述のとおり、人気の犬種にばかり手を出してお金のために過度な繁殖を繰り返すブリーダーもいたりします。
基本的に単独犬種のみを扱っているブリーダーを選ぶことと、評判も必ず確認しましょう。
単独犬種を扱っており、犬舎見学も気軽に応じてくれるブリーダーを探しましょう。
3.ネットショップで購入する
ネットショップから子犬を購入する場合の
おすすめ度は、です。
この方法はあまりおすすめしません。
の理由としては、
悪質な業者によって、質の悪い子犬と巡り合ってしまう可能性が紹介した3つの購入方法の中で最も高いからです。
インターネットでの子犬購入は手軽さが魅力でしょう。
しかし、適切な業者の選定(難易度がかなり高い)や対面販売のハードルの高さ(ネットで購入する前に子犬に対面しなくてはいけない)等、注意点が数多くあります。
ネットショップのメリット
ネットショップから子犬を購入するメリットは以下のとおりです。
ネットショップのメリット
詳細を確認します。
1.情報収集が簡単で楽
インターネットで欲しい犬種や年齢、価格等の条件で検索することができるので、簡単にお目当ての子犬が見つかる可能性があります。
2.即時性が高い
思い立ったらすぐに検索→購入ができるので即時性は魅力的です。(購入前に対面の必要があります。)
3.子犬の比較がしやすい
インターネット上で子犬同士の情報比較が簡単にできるので、飼い主さんの条件に最も適している子犬を探すことができます。
ネットショップのメリットは、手軽そして即時性の高い子犬の購入ができることです。
ネットショップのデメリット
ネットショップで子犬を購入するデメリットは以下のとおりです。
ネットショップのデメリット
内容を確認します。
1.子犬を直接見ることができない
対面して子犬を見ることができないので、容姿や性格等を飼い主さんが直接確認できません。
2.購入した子犬を違う子犬が送られてくる等のトラブル
過去には購入した子犬と違う子犬が送られてくる、対面なしでOKという違法なやり取りで質の悪い子犬を購入させる等のトラブルが多発しています。
ネットショップの最大のデメリットは、悪質な業者が数多く存在していることです。
対面説明の義務を果たさなかったり、契約と違う子犬が送られてきたりとあまりおすすめはできません。
ネットショップの選び方
ネットショップの選び方を解説します。
ネットショップの選び方
内容を確認しましょう。
1.購入前に子犬や親犬に会わせてくれるか
当然ですが、ネットショップで子犬を購入する場合でも、動物愛護法で対面販売が義務付けられています。
2.子犬の出自がしっかりしているか
複数のブリーダーから子犬を集めて販売していることもあります。
どんな人なのかをきちんと確認することが重要です。
3.アフターフォローの内容
ペットショップでの購入と同様、購入直後の病気や死にどんな対応をしてくれるのかを確認しましょう。
また同じように保障制度も必ず確認しましょう。これも獣医師と連携して健康チェックしているお店は信頼ができます。
きちんと子犬に会わせてくれて、アフターフォローもしっかりしているブリーダーを選びましょう。
主な子犬購入方法まとめ
1.ペットショップで購入する
おすすめ度:
2.専門ブリーダーから購入する
おすすめ度:
3.ネットショップで購入する
おすすめ度:
僕のおすすめは、「2.専門ブリーダーから購入する」ですが、まずはどのような子犬の購入方法があるのかを知ることが大切です。
その上で、飼い主さんに合った方法を選んで、よい子犬を迎えましょうね。
その他の購入方法

紹介した3つの方法以外の購入方法を紹介します。
その他の子犬購入方法
- 里親募集サイト
- 保健所
- 知人から譲り受ける
いずれにしても紹介した3つの購入方法よりもハードルが高くなりますので、基本的には3つから選ぶことを心がけてください。

まとめ:子犬の購入方法を知り、飼い主に合った方法を選択する

本記事では、主な子犬の購入方法3パターンをメリット・デメリットに分けて解説しました。
おさらいしましょう。
主な子犬の購入方法3パターンまとめ
本記事を参考にご自身に合った子犬購入方法を見つけて、元気で質のよいワンちゃんを迎えてくださいね。
本記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!