こんにちは、こまつ(minischnauzer_k)です。
このブログでは、ミニチュアシュナウザーと犬に関するお役立ち情報を発信しています。
チェックするポイントを教えてください。
本記事では
上記のような、子犬選びで失敗したくない方の
お悩みを解決します。
本記事の内容
本記事の信頼性

実際に、2匹目のミニチュアシュナウザーをお迎えする際に本記事でご紹介する方法を活用し、心身ともに健康なワンちゃんをお迎えできました。

ポイントを押さえて子犬選びをすることで
誰でも、失敗しない子犬選びができるようになりますよ。
子犬選びに失敗したくない方は、
最後まで読んでみてください。
①犬種特性を知る

まずは、飼い主さんに合った犬種を知ることから始めましょう。
なぜなら、
世界中において犬種は650以上あると言われており、それぞれが違う性格、気質、特徴を持っているからです。
JKC(ジャパンケネルクラブ)によると、犬種は生存目的や形態、用途に応じて全10グループに分けられています。
FCI10グループ
1G.牧羊犬・牧畜犬
2G.使役犬
3G.テリア
4G.ダックスフンド
5G.原始的な犬・スピッツ
6G.嗅覚ハウンド
7G.ポインター・セター
8G.7グループ以外の鳥猟犬
9G.愛玩犬
10G.視覚ハウンド

それぞれのグループの特徴は下記のとおりです。
1G.牧羊犬・牧畜犬
概要:家畜の群れを誘導、保護する犬
特徴:元気、まめまめしい、従順さ、反応のよさ
代表的な犬種:ボーダーコリー
2G.使役犬
概要:番犬、警護、作業をする犬
特徴:警戒心が強い
代表的な犬種:ミニチュアシュナウザー
3G.テリア
概要:穴の中に住むキツネなど小型獣用の猟犬
特徴:敏捷で知的
代表的な犬種:ヨークシャー・テリア
4G.ダックスフンド
概要:地面の穴に住むアナグマやウサギ用の猟犬
特徴:フレンドリー、頑固さ、粘り強さ、運動能力が高い
代表的な犬種:ダックスフンド
5G.原始的な犬・スピッツ
概要:日本犬を含む、スピッツ(尖った)系の犬
特徴:警戒心が強い、独立心が強い
代表的な犬種:柴犬
6G.嗅覚ハウンド
概要:大きな吠声と優れた嗅覚で獲物を追う害猟犬
特徴:忍耐強い、体力がある、決断力がある
代表的な犬種:ダルメシアン
7G.ポインター・セター
概要:獲物を探し出し、その位置を静かに示す猟犬
特徴:協調性が高い、根気がある
代表的な犬種:ブリタニー・スパニエル
8G.7グループ以外の鳥猟犬
概要:7グループ以外の鳥猟犬
特徴:訓練性が高い
代表的な犬種:ゴールデン・レトリーバー
9G.愛玩犬
概要:家庭犬、伴侶や愛玩目的の犬
特徴:プライドが高い、警戒心が強い
代表的な犬種:チワワ
10G.視覚ハウンド
概要:優れた視覚と聴力で獲物を追跡捕獲する犬
特徴:筋肉質でスレンダー、足が速い
代表的な犬種:イタリアン・グレーハウンド
2G.使役犬に属されます。
このように、グループごと、更にその先の犬種で概要や特徴が違うので、飼い主さんが求める特徴を持った犬種を選ぶようにしましょう。
より詳しい情報は、JKC(ジャパンケネルクラブ)より確認してください。
②対面してチェックする

子犬はきちんと対面して選ぶようにしましょう。
なぜなら、
子犬の心身の健康は、実際に対面して子犬を見ないとわからないからです。
実際に子犬の様子を見る時は
一頭だけでケージにいる時だけでなく、
できれば広い場所で複数の犬と遊んでいるところ
を見せてもらいましょう。
対面ならブリーダーの犬舎見学がおすすめ
対面であれば圧倒的にブリーダーの犬舎見学をおすすめします。
理由は、以下2点です。
1.ブリーダーに直接質問ができること
失敗しない子犬選びをするためには、ブリーダーとよい関係を気づくことが重要です。
というのも、
飼い主さんがよい子犬と出会いたいと思っているように、ブリーダーも育てた子犬がよい飼い主と出会うことを願っているからです。
この人になら手塩に育てた子犬を預けられると思うわけですね。
ブリーダーに聞いておいた方がよいことは以下の3点です。
ブリーダーに聞くこと
それぞれの内容を確認しましょう。
1.犬舎での過ごし方
実際に見学に行った際は見知らぬ人が来ているので、子犬も緊張状態で普段の様子と違うことが多いです。
親犬や兄弟犬と過している普段の様子を聞きましょう。
2.犬種の特徴や飼育方法についてのアドバイス
犬種によって特徴は様々です。
犬種の特徴やドッグフードの種類、回数、量や飼育時の注意点を聞きましょう。
3.遺伝子検査、予防接種の実施有無
遺伝子検査では、先天性疾患の有無や健康状態を確認できます。
既に検査をしている場合は、証明書を確認しましょう。
これまでずっと面倒を見てきていること、専門知識が豊富なこと、ブリーダーに質問できることはよい子犬を選ぶためにとても重要です。
2.親犬を見せてもらえること
いい子犬を選ぶためには、親犬を見ることが重要です。
その根拠は、
親犬の性質の多くが子犬に引き継がれるからです。

親犬を見ることで、性格や成犬になった時の大きさの目安、健康面がわかります。
親犬がやんちゃであれば、その性格を引き継いでいる可能性は高いですし、大きさはだいたい同じくらいになることが多いです。
よって、親犬は子犬を知るためにとても重要な役割を持っています。
犬舎見学の際は必ず親犬を見せてもらうようにしましょう。
ブリーダー犬舎見学の注意点
ブリーダーの犬舎見学では、注意することがあります。
知らずに見学してしまうと、子犬の健康に影響を与えてしまう可能性があります。
犬舎見学で注意したいのは、下記2点です。
犬舎見学で注意すること
ひとつずつ確認しましょう。
1.興味本位だけの見学
犬舎見学は体力や免疫力が不十分な子犬にとって大きな負担になります。
購入の意思がなく、興味本位だけの見学は避けた方がよいでしょう。
絶対に購入しなければいけないことはないですが、前向きな検討として見学するようにしましょう。
2.ペットショップ等とのはしご
見学当日は他のペットショップや犬舎をはしごするのは絶対NGです。
理由は、ワクチン接種前の子犬に感染症のリスクがあるからです。
基本的にブリーダーの犬舎見学は予約が必要になっており、普段ペットショップで子犬を見る感覚とは違うので注意が必要です。
犬舎見学は、身近なペットショップ見学と大きく異なりますので、注意してください。
上手な子犬の選び方

結論から言うと、上手な子犬の選び方は下記2点です。
上手な子犬の選び方
その根拠は、下記のとおりです。
容姿:持病や疾患等は子犬時からないに越したことはないのできちんと確認しましょう。既にトラブルがある場合は、成犬になってもトラブルを持ち続けてしまう可能性が高いです。
性格:飼い主さんが求める子犬の性格に合うように必ず確認をしましょう。
具体的に見ていきましょう。
③容姿を確認する
容姿を確認することは、上手な子犬選びをするにあたってとても重要です。
というのも、
子犬期に容姿トラブルが見受けられる場合、成犬になってもそのトラブルを引き継いでしまう可能性が高いからです。
容姿のチェック項目は下記のとおりです。
容姿のチェック項目
1.目
- いきいきと輝いていること
- 澄んでいること
- 充血がないこと
目の色が濁っていたり、目やにで汚れていたり、すぐ白目を剥く子犬は選ばない方がいいです。
2.耳
- 左右のバランスが良く、内面は綺麗なピンク色をしていること
- 音への反応がきちんとあるか
耳の中が汚れている、臭い、耳をよく掻くという子は健康面が心配です。
3.鼻
- 適度に湿っているか
- 鼻水が垂れてないか
鼻が乾燥している状態は、トラブルの可能性があります。
4.口
- 歯茎も下もピンクであること
- 歯が適度に白いか
赤みがある、口臭が強いといった状況は健康に問題がある恐れがあります。
5.毛
- 毛量が十分であること
- 老けや汚れが少なく、ハリのある肌と毛艶があること
極度にベタベタやカサカサは皮膚トラブルの可能性があります。
6.足
- 元気な足取りで弾むようにかけること
- 極端に曲がっていないこと
歩き方がおかしい、歩きたがらない場合は何らかのトラブルの可能性大です。
7.しっぽ
- しっぽをよく振っていること
- きちんと動くか
後ろ足の間に下げたり、逆にずっと立てたままの子犬は選ばない方がいいです。
8.お尻
- 肛門が綺麗であること
- ただれや腫れがないこと
便で汚れていたり、ベトベトしたりは感染症の可能性があります。
保存してご活用ください。

よい子犬を迎えるためにきちんと容姿を確認しましょう。
④性格を確認する
性格を確認することも、上手な子犬選びをするにあたってとても重要です。
その理由は、
飼い主さんが求める性格の子犬を選ばないと、今後犬と暮らすことが苦痛になってしまうからです。
子犬の性格タイプは4種類に分けられます。
子犬の性格タイプ
それぞれの特徴は以下のとおりです。
1.ガツガツタイプ
- 好奇心旺盛で何事にも我先に向かう
- 怖いもの知らずでパワフルでやんちゃ
- コミュニケーションを取りやすが、興奮しやすいので事故や怪我に注意が必要
2.フレンドリータイプ
- 好奇心旺盛で常に楽しそう
- バランスがよい
- 飼い主を困らせることが少なく飼いやすい
3.マイペースタイプ
- 少し様子見をしてから近寄ってくるタイプ
- 慣れるのに少し時間がかかりますが、慣れるととてもフレンドリー
- 子犬自身に安心感が芽生えれば、落ち着きのある育てやすい子に
4.シャイタイプ
- 初めての人にはなかなか近づけないタイプ
- 全ての物事の対して、慣れるのに時間がかかる
- 子犬のうちに色々な人との触れ合いや生活音に慣れさせることが必要
性格のチェック方法はいくつかありますが、
以下の3点を試してください。
性格のチェック方法
詳細を解説します。
1.音を出す
少し大きな音を聞いた時の様子を確認しましょう。
全く動じない子、興味を示して近づく子、他の子が確認するまで近づかない子、様子から神経質の度合いがわかります。
2.抱っこする
子犬を床から少し持ち上げてみましょう。騒がない子、抵抗する子、反応から従順性が見えます。
3.仰向きにする
騒がない子、抵抗する子、反応から従順性が見えます。
⑤性別の傾向を知る

こだわりがないのであれば、性別よりも性格、飼い主さんとの相性を優先しましょう。
というのも、
性別によって特徴はあるが、個体差が大きいからです。

ただ、性別によって傾向はありますので、念のため確認しておきましょう。
オスの特徴
- 体が大きい
- マーキングがある
- 去勢すると甘えん坊で子供のような性格が残りやすい
- 成長しても愛嬌がある
外で走り回ったりアクティブに過ごしたい方におすすめです。
メスの特徴
- 落ち着きがある
- ヒートがある
- 情け深い性格が多い
少しわがままな子が多く、気に入らない場合は吠えることも。
穏やかでしつけやすい性格が多いので、室内でのんびり過ごしたい方におすすめ。
性別の傾向は確認しつつ、基本的には相性を優先して選ぶようにしましょう。
まとめ:失敗しない子犬選びをしよう

本記事では、失敗しないための5つのポイントを解説しました。
おさらいしましょう。
子犬の選び方まとめ
ぜひ健康で元気な子犬を迎えてくださいね。
本記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!